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2016.07.25
白根ケーブルネットワーク株式会社(山梨県南アルプス市、代表取締役社長 金丸 一元、以下:白根CATV)、富士川シーエーティーヴィ株式会社(山梨県南巨摩郡富士川町、代表取締役社長 望月 潤、以下:富士川CATV)、ならびに有限会社峡西シーエーテーブイ(山梨県南アルプス市、代表取締役社長 中込 久、以下:峡西CATV)は、南アルプス市主導のもと、3局共有で利用するデータ放送システムとして、株式会社メディアキャスト(東京都品川区、代表取締役 杉本 孝浩)の統合型データ放送ソリューション「DataCaster M3(データキャスター エムスリー)」を導入し、今年9月から試験放送を開始し、同10月から本格放送を開始することを発表します。 南アルプス市(市長 / 白根CATV社長:金丸 一元)では、2014年の豪雪の際、市内全域において、農業用施設や車庫等の倒壊、交通網やライフラインの寸断、路面凍結による事故など、大きな被害を受けました。行政としては降雪情報、交通情報、除雪状況や学校情報、避難施設などの状況を、防災行政無線などを駆使し市民に情報を配信しましたが、窓を閉め切っている状況など防災行政無線が聞こえづらく各種情報を住民に伝達出来なかったことから、一人でも多くの市民に必要な情報をタイムリーに届ける方法を模索してきました。ケーブルテレビは市内の世帯の約90%が接続していることに着目し、地域での成功事例(※)も参考にして、今回の設備導入を決定しました。 導入されたメディアキャスト製「DataCaster M3」は、当配信サービスを実現するために、南アルプス市から配信される情報を一元化し3局へ効率良く配信される特別設計となっており、設備共有利用に依る導入運用コストや、運用負荷が大幅に削減されています。また、データ放送と同時に提供開始する南アルプス市のスマホアプリ(Android、iOS)も、外出先でもこれらの情報にアクセスできるようになります。当アプリ開発もメディアキャストが担当します。 また、南アルプス市の八田地区は、株式会社日本ネットワークサービス(山梨県甲府市、以下:NNS)の配信エリアですが、NNSは、約1年前にメディアキャストの「DataCaster M3」を導入してデータ放送を開始していたことから、南アルプス市からの情報をNNSのデータ放送にも配信することが容易に実現しています。 尚、今回のデータ放送プロジェクトをきっかけとして、南アルプス市、白根CATV、富士川CATV、峡西CATV、ならびにNNSの5者間で、「防災・災害・生活情報の放送業務に関する協定」が締結の運びとなりました。これまで、総務省の指導により全国各地で行政とケーブルの災害協定が締結されていますが、今回の協定では、生活情報を含めさらに踏み込んだ情報提供を行う内容となっており、行政主導のもと複数のケーブルが連携し、災害情報と共に地域密着情報をデータ放送で配信する取り組みが期待されます。 今回のデータ放送プロジェクトに対し、南アルプス市の市長であり、白根CATVの代表取締役社長である金丸一元は次のようにコメントしています。 「今回のデータ放送やスマートフォンでの情報配信は、平常時から生活情報や農業気象情報等を配信し市民に使い慣れていただく事で、緊急・災害時には一人でも多くの市民に的確な情報を伝達できる効果が得られると期待しています。今後も南アルプス市としては更に市民の安心安全と共に暮らし易い環境を積極的に整えていきます。」白根CATVのトップ画面
富士川CATVのトップ画面
峡西CATVのトップ画面
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